2025.09.01
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モルモットに多い体表腫瘍
モルモットの体表にできる腫瘍は
毛包腫や乳腺腫瘍が圧倒的に多いです。
背中に、しこりがあるときは毛包腫のことが多いです。
私の歴代モルモットも3匹できました。
たまに、どんどん大きくなるときがあります。
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ほとんどは良性ですが、まれに悪性のことがあります。出血がひどいときは注意しましょう。
治療は手術で摘出しますが、大きなものは縫合が困難になります。
早めに病院で相談することをおすすめします。
乳腺腫瘍もモルモットに多く発生します。
特にオスのモルモットは普段から乳頭をチェックしましょう。
爪切りのときについでに見るのがおすすめです。爪切りついでに病院で健診受けるのが理想的です。
一歳未満の若いモルから高齢のモルまで、幅広い年齢で罹患します。
私の初代モルモットのもるもるくんも4歳で乳腺癌になりましたが、小さなうちに摘出しました。
はじめは乳頭から分泌物が出るだけのことがあります。乳頭の付近にしこりができたら、乳腺腫瘍をまず疑います。
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片側にできることが多いですが、
将来的に逆側にできることもあるので、
一度の手術で両側の乳腺をとってしまうこともあります。
モルモット界隈では、乳頭を摘出することを「バイちく」と言います。
バイバイちくびの略かと思われます。
他にもモル界隈ではいろんな造語があります。モルモットの飼い主さんをSNSでフォローしてモル情報を集めましょう!
その他に多いのは、脂肪腫、脂肪肉腫、線維肉腫等です。
いずれの腫瘍でもまずは、エキゾチックに詳しい病院で相談してみてください。
しこりは、腫瘍以外のこともあります。
普段からモルをよく触って早めの発見と受診を心がけましょう。
